子どもに英語の絵本を読み聞かせたいなぁと考えているママ。多いと思います。
私もかつてはその一人でした。
でもどんな絵本を選んでいいか分からず、本屋さんの棚にあった中から選んでは購入して〜読み聞かせ・・とやっておりましたが、子どもの反応は良くなく。
試行錯誤の上、見つけたスタイルが、「英語と日本語2冊買い」です。
ルールは2つ。
- 必ずセットで読む。
- 英語の絵本を読んでいる時は、子どもに日本語で話しかけられても、日本語では答えない。(英語で返せるなら英語で。無理なら笑顔でスルーで。日本語と英語を混ぜないのがポイント)
英語と日本語、両方ある絵本を一覧にしてみました。
他にも見つけたら随時更新していきます。
だいすき ぎゅっぎゅっ / TIME for a HUG
読んだらぜったい「ぎゅっぎゅっ」したくなるこの絵本。
うさぎが朝起きてから寝るまでの1日を描いた絵本です。
”Wake Up! Wake Up!” (起きて起きて!)や
“It’s time to~○○” (○○する時間だよ~)など日常会話で使う文章があふれており、子どもも理解がしやすいので、英語が馴染んでいくのを感じます。
バイリンガルの友人が家に遊びに来て、この絵本を娘に読み聞かせてくれたのですが、
「”日本の教科書では教えてくれないけど、ネイティブがいつもつかう単語”がたくさん入ってるからこれはいい絵本だね~!」
と言ってました。
そうそう、わたしが読み聞かせたいのはそういう絵本なの!!
ぜったいにおしちゃダメ? / Don’t PUSH THE BUTTON!
「このボタンおしちゃったらどうなるんだろう。おしてみようか!おしちゃおう!」
シンプルな内容かつ、「こうして」という指示が絵本から出るので、しっかり英語を理解できる1冊となるはず。
娘がこの絵本で習得した英語は「おす/push」「こする/scratch」「2回/twice」など多岐にわたります。
面白いので何度も読んでとせがまれます。
あと「uh-oh」というスラング(「あ~あ・・」という意味)が出てくるのですが、言葉の響きが面白いらしく、日常生活で使いまくってます。
はらぺこあおむし / The Very Hungry Caterpillar
言わずと知れた名作。あおむしがちょうちょになるまで。
曜日、食べ物の名前、数、が学べます。
月曜日に=On Monday, ですが、こういう「On」とかって英語の授業でなんど聞いても「え?on?in?into?with?もう意味不明って感じだったのですが(え?筆者だけ?)
この絵本では自然に感覚として入ってきます。
理屈として理解できていなくても、耳が覚える。
そうそう、これもわたしが目指しているところ!
くまさん くまさん なにみてるの?/ Brown Bear, Brown Bear, What do you see?
「Brown bear, Brown bear, What do you see? I see a Red bird Looking at me!」
読みやすい1冊です。
こちらは色と動物の名前がすんなり入ってきます。
読み手としてもリズムが気持ちい。
もし最初の1冊を迷っている方たなら、まずこちらの購入(もしくは図書館で借りてくる)をお勧めします。
かいじゅうたちのいるところ / Where The Wild Things Are
子どものころ怖くて読めなかった思い出の1冊。
でも大人になって読み返すといい絵本です。
マックスの大冒険。
一緒に航海している気分を味わえます。
あと怪獣ダンスのページがおもしろくて、わがやではいつもダンスのページが一番盛り上がります。
うさぎのおうち / Home for a Bunny
春の絵が美しい。
また文章も詩的で美しい・・
絵本をこえてもはや美術書な1冊。
ちいさなあなたへ / Someday
読むたびに毎度、泣いてしまいます(私が)。
子どもはいつか大きくなる。
わかっているようでわかっていないことを、読んでる私に教えてくれます。
毎日子供たちにイライラすることもあるけど、この絵本読んだあとの10分間くらいだけは(短)優しくできている気がします。
おむつのなか、みせてみせて! / Peek-a-Poo What’s in your diaper
最後の1文に全てが込められている・・!
その一言を納得させるための壮絶なフリが続く絵本です。
そろそろトイトレしないとな~と思ってる方、ついでに英語版も買っちゃうのがおすすめです。一石二鳥。
英語の絵本選びのポイント
選ぶ際のポイントとしては、こども好きなジャンルを選んであげること。
動物が好きな子だったら、動物の絵本。
日本語の絵本を選んであげるときと同じ選び方が良いと思います。
また、発音に自信がない!という方は、YouTubeで検索するとネイティブの方が読んでいる動画がたくさん見つかりますので、音声だけそちらに頼る、という手もあります。
英語付き図鑑もいいけど、絵本で英語の文章に触れてもらおう
アルファベット の本や、英単語付きの図鑑をよく見かけます。
どんな形であれ、英語を身近に感じられるのは良いと思うのですが、でも子どもに日本語の図鑑やあいうえおの絵本ばっかりは読まないですよね。
どんなご家庭にでも1冊は絵本があると思います。
絵本を繰り返し読むことで、単語や言い回しを学んでいく。
日本語も英語も同じ言語です。習得の方法は同じです。
ですので、英語の絵本も1冊棚に入れて、自然にお子様の生活に英語を馴染ませていく。
「文法」という形で教えるのでなく、何度も何度も反復してあげることで文章を覚える。
今回ピックアップした絵本が、特別な絵本ではなく、日常使いの1冊になりますように!
コメントを残す