コロナ渦でいっきに加速した在宅勤務制度。本業サラリーマンのわたしももれなく在宅勤務中です。
最後に会社に行ったのはいつだろう。毎朝化粧していたのはいつのだろう。遠い昔のこと。
いまはマスクがあるのですっぴんだって全然平気!マスクは「大丈夫!だって誰も私だって気が付かないもん♪」という謎の匿名性への過信を私に与えてくれるアイテムと化しつつある。
ほんと、昨年4月に出た緊急事態宣言以降、会社へ行ったのは2回。
ありがたいことに完全在宅勤務できる環境が整ってるんですよね。会社さまさま、ありがとうございます。
しかしながら、在宅勤務が当たり前になってきた私には思うことがあるのです。
広告で見かける「ママでも在宅で○○!」みたいな画像。可愛い赤ちゃんが膝にのった状態でママはにこやかに仕事してるやつ。
(ママだろうがなんだろうが、人間はみなやりたいことをやって、生きたいように生きればいい、好きにしたらいい。
そこを否定するわけではないということは最初に前提として大声で言いますね。)
が、赤子を抱いてにこやかに仕事をする広告はやめていただきたい。あんなもんありえないんです。赤子が膝にいる状態でにこやかに仕事や勉強なんてできないんです。
ああいった広告が世に出回ることによって「在宅勤務なら子どもがいても働けるんだよね?(=だから君も働けば?)」みたいな理解のない夫の発言がもたらされ、
「在宅勤務なの~?いいなぁ、子どもが家にいても仕事してお給料もらえるんでしょ!」みたいな、同性からの悪意はないけどなんかモヤっとする発言がもたらされ
「仕事と子育てどっちが大切なの?子どもが家にいるのに構わずに仕事して・・」みたいなかつて子育てに専念していた専業主婦のパイセンという名の実母義母からの嫌味発言がもたらされるんです。
そりゃもちろん毎日オフィスに行っていたころよりは確実に身体の負担は減りました。そもそも移動しなくていいから時間に余裕もできたし、在宅勤務ありがたや~なんですが、決して楽ではないんです。
今までは子どもが熱を出したら、仕事は休む一択だったのに、
今はそれでも働ける状況が整ってしまった。
締め切りに追われてたり、ちょっと休みづらかったりすると、子どもが熱だろうが働かないといけない状況になってるんですよね。(私がまじめすぎるんかな~でも周り見てても割と無理して働いている気がしますけど・・)
でもね。子どもいる状態で生産性の高い仕事をするというのは、非常に難易度が高いんです。
常に子らは何かを訴えており、かつ母が自分に構ってくれない状況は許せないんです。
母の注意がよそにあるとわかろうもんなら全力で「こっちむいて!!そのためにはなにすればいい!?!?」状態です。
それは0歳だろうが5歳だろうが変わんないんです。
なんでこんなこと書いてるかというと、子どもたちの通う保育園でコロナ陽性の方が出て今休園中だから。もう1週間以上子どもが自宅待機してる状況で仕事してるから。
誰も悪くないし保育園責める気持ちは全くないんだけど、確実にしわ寄せは私のところにきてるんですよね。
だから、在宅勤務って楽々できちゃうよ~~子どもいても働けちゃうよ~みたいな広告に『もやっっっ』が止まらなくなったんですよね~。
あの広告作った人、絶対子あり勤務したことないと思う!!!!!!!!
だから、在宅勤務ってどうなんだろう、ってちょっと最近思ってます。
わたしは確実に楽になりましたが、子どものさみしい気持ちはもしかしたら増えたかもしれない。
家にいるのに構ってくれない母さん。母さんは仕事が大事なんだな。僕・私より仕事が大事なんだな、と子に受け止められても仕方ないかもしれない状況を作り出してしまった。
もちろん物事には両面あって、メリデメ両方あると思いますが、子に上記のような思いをさせてしまうのはわりとデメリットとしてはクリティカルな気が。でも迫ってくる締め切り。だから私は明日も子あり在宅勤務するんですね、きっと。もやっとしながらね。
という徒然日記でした。愚痴だな。心に余裕がないんだわ。
あのサムネ作った人にもなんかすみません。八つ当たりかも。
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